自民党の石破茂総裁が10月1日の臨時国会で首相に選出され、石破内閣が発足しました。新内閣には総裁選で石破氏を支えた側近らのほか、高市早苗氏との決選投票で石破氏支援に回った菅義偉元首相グループや旧岸田派への配慮を感じさせる顔ぶれが並んでいます。無派閥議員が多く、従来の派閥均衡型の組閣からは脱却したものの、当選回数を重ねた、いわゆる入閣待機組の議員が大半で、若手や女性の積極的登用はなく刷新感は乏くなっています。
石破首相は、すでに今月27日に衆院選を実施する方針を明らかにしており、新政権発足の勢いを維持したまま、9日に衆院解散し、事実上の選挙戦に突入する見通しです。詳細は添付のレポートをご覧ください。
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20241001 GR Japan 石破内閣発足 分析レポート.pdf | 580.26 KB |